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釣りの結び方の基本

針やサルカンを結ぶ結び方と糸同士をつなぐ結び方、結び目が弱くなる理由と、しっかり結ぶための原則を説明します。

📚 釣り入門 · 4/13· ⏱ 読了目安 2分 ·情報更新 2026-10-05

📋 基本情報

原則
締める前に水で濡らし、ゆっくり均等に引く
入門の結び
針・サルカン用に一つ、糸同士用に一つで十分
弱点
糸がいちばん切れやすいのはたいてい結び目
点検
結んだら引いて確かめ、傷んだら結び直す

結び方が大事な理由

釣り糸は結び目の部分でいちばん弱くなります。糸が折れ曲がって互いに締めつけ合うので、そこに力が集中するからです。そのため同じ糸を使っても結び方しだいで耐えられる力が大きく変わり、大物を掛けて逃がす場合のかなりの部分が、結び目で切れたりほどけたりしたものです。結び方は数えきれないほど紹介されていますが、入門者は針やサルカンを結ぶ方法を一つと、糸同士をつなぐ方法を一つ、確実に身につければ十分です。この記事は図を使わずに仕組みと手順を言葉で説明するので、実際の糸を手に持ってなぞってみてください。

どの結び方にも共通する原則

どの結び方でも、しっかり仕上げる原則は同じです。これを守るだけでも、ほどけたり切れたりすることが大きく減ります。

  • 巻いた部分が重なったりねじれたりしないよう整える
  • 締める前に水で濡らして摩擦熱を減らす
  • 一気に強く引かず、ゆっくり均等に締める
  • 余った糸の端は少し残して切る
  • 結んだら手で引いて滑らないか確かめる

針・サルカンを結ぶクリンチノット

クリンチノットは、針の穴やサルカンの輪に糸を結ぶもっとも広く使われる方法です。糸の端を輪に通したら、端を道糸に何回か巻きつけます。巻く回数は糸の太さと素材によって違い、ふつう五回から七回ほどと紹介されています。次に糸の端を輪のすぐ手前にできた最初のすき間に通し、さらにその過程でできた大きな輪にもう一度通すのが改良型です。濡らしてから道糸を引き、巻いた部分が輪の側にきれいに寄るよう締めます。巻いた部分が交差したり片側に寄ったりしたら、結び直すほうがよいでしょう。

パロマーノット

パロマーノットは単純なのに強く、編み糸のような滑りやすい糸にもよく勧められます。糸を二つ折りにして輪の形にし、折った部分を針の穴に通します。二本どりの糸でゆるい一重結びを一つ作り、先の輪を針全体にくぐらせてかぶせます。それから道糸と糸の端を一緒にゆっくり引いて締めます。糸を二本どりで通す必要があるので、針の穴が小さいと使いにくく、針の大きい仕掛けでは輪をくぐらせるのが手間になることがあります。

糸と糸をつなぐ結び方

道糸とハリスをつなぐときは、サルカンを間にはさんで両側をクリンチノットで結ぶのがいちばん簡単です。サルカンを使わず直接つなぐなら、二本の糸を重ねて一緒に一重結びを二、三回する外科結びが手軽で、それぞれの糸の端で相手の糸を巻いて結び目を二つ作り、互いに引き寄せて密着させるダブルユニノットも広く使われます。太さや素材が大きく違う糸をつなぐときは結び目が滑りやすいので、巻く回数を増やすか、その組み合わせに合う結び方を釣具店で確かめてください。

  • サルカンと両側のクリンチ:いちばん簡単
  • 外科結び:重ねて一重結び
  • ダブルユニノット:二つの結び目を寄せる

輪を作る結び方

仕掛けの先に輪を作っておくと、サルカンや別の仕掛けを素早く付け替えられます。いちばん簡単なのは、糸を二つ折りにして八の字に一回巻き、端を通す八の字結びの輪です。一重結びの輪よりほどきやすく、糸も弱くなりにくい傾向があるのでよく使われます。輪が大きすぎると絡みやすいので、必要な大きさだけにします。輪と輪を互いにくぐらせてつなぐ方法は道具なしで仕掛けを替えられて便利ですが、つなぎ目が折れ曲がったまま締まっていないか、毎回目で確かめる習慣が必要です。

練習と現場のこつ

結び方を水辺で初めて覚えようとすると、風や寒さ、手についた餌のせいでずっと難しくなります。家で太いひもを使って仕組みを覚えてから、実際の釣り糸で繰り返して手に覚えさせてください。現場で結ぶときは、針先が指のほうを向かないように持ちます。大物を掛けたあと、根掛かりで強く引いたあと、結び目の近くの糸が白く毛羽立っているときは、もったいなくても切って結び直します。糸を歯で切る癖は歯を傷めるので、はさみか爪切りを使います。

よくある失敗と注意

いちばん多い失敗は、乾いた糸を一気に強く締めることです。摩擦熱で糸の表面が傷み、見た目は問題なくても切れやすくなります。余った糸の端をぎりぎりで切ると結び目が滑ってほどけることがあり、長く残しすぎると別の糸と絡みます。針が皮膚に刺さったときは、かえしがあるので無理に抜くと傷が広がります。深く刺さったら無理をせず、医療機関の助けを受けてください。

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